那須の屋根屋と暮らし

4-1ルーフカバー工法

1日目

今日は、那須塩原から少し足をのばした現場で、新しい屋根工事に入りました。

今回の屋根はとにかく大きい。そして急勾配。職人泣かせですが、こういう現場はやりがいがあります。

朝一番、道具と材料を積んで現場に到着。見上げると、かなりの角度の屋根が目の前にそびえています。

普段よりも安全対策をしっかりしないといけないので、まずは足場や安全帯を確認。こういうときは「焦らない」「油断しない」が鉄則です。

今回は屋根全体の張り替え工事。

既存の屋根材をはがすところからスタートしましたが、急勾配だと一枚ずつ外す作業もかなり体力を使います。

落とさないように慎重に外していくのですが、屋根の上での動きが制限されるので、普段の倍くらい時間がかかります。

それでも午前中のうちに解体が完了。

午後からは新しい下地を入れて、防水シートを張っていきます。

この作業は見た目以上に重要で、丁寧にシートを張らないと雨漏りの原因になるので気が抜けません。

一枚一枚、重なりを確認しながら固定。風が強い日だったので、飛ばされないように押さえつつ進めました。

夕方には屋根の半分くらいまでシート張りが終了。

明日はガルバリウム鋼板を葺いていきます。大屋根なので葺き上がったときの達成感はすごいはず。

勾配がきつい分、仕上がりも迫力が出るので、完成が今から楽しみです。

現場仕事は大変なことも多いですが、こうして一つ一つ積み重ねていくと、最後にお客様が喜んでくれる瞬間があります。

そのために、安全第一でコツコツ進めていくのが職人の仕事。

明日も気を引き締めて頑張ります!


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